証券CFDの特徴|スワップ金利

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証券CFDのスワップ金利とは

証券CFDでは、スワップ金利という言葉がよく出てきますが、このスワップ金利とは、異なる通貨を両替することで発生する、 金利差のことを指します。

例えば、1ユーロ=150円のレートで、1万ユーロを150万円で両替したとき、ユーロの金利が年6%、日本円の金利が年1%だったとします。

このとき、1万ユーロをそのまま1年間持っていたとすると、
  ・・・1万ユーロ×6%=600ユーロ(9万円)

一方、150万円をそのまま日本円で、1年間持っていたとすると、
  ・・・150万円×1%=1.5万円

となりその差額が、9万円-1.5万円=7.5万円になります。この金利差7.5万円が、スワップ金利といわれるものです。

買いと売りでは、扱いが違うスワップ金利

株式CFDでは、取引によってこのスワップ金利が発生します。
買い取引から入った場合と、売り取引(空売り)から入った場合、上記の金利の例にならうと、スワップ金利は次のようになります。

1)買い取引から
ドイツの×××社の、株式CFDを150万円購入し1年間保有すると
     ▽
取引した本人が、スワップ金利7.5万円・・・負担

2)売り取引(空売り)から
ドイツの×××社の、株式CFDを150万円空売りし1年たつと
     ▽
取引した本人が、スワップ金利7.5万円・・・受取り

このように、買い取引と売り取引では、スワップ金利の扱いは逆になります。なお、株価指数先物などの限月CFDは、スワップ金利の負担や受取りは、一切発生しませんので、ご注意ください。

スワップ金利の計算

スワップ金利は日割り計算され、上記の2)の売り取引(空売り)のケースで、
1日あたり75000円÷365日=205.4円が受け取れます。

この日割り計算は、土、日、祝日などは関係なく、単純に日数だけで計算されます。ただし、取引の翌日からの起算となりますので、 1日で売り買いして決済した場合には、発生しません。

また、スワップ金利の設定は、各証券会社によって多少違いもありますので、単純に金利の差額分を全て、 受け取ったり負担するとは限りません。

株式CFDとFXのスワップ金利

通貨を両替して運用すれば、それに伴って金利を受け取る権利を、得ることができます。と同時に、両替前の通貨の金利を支払う義務が発生し、 その差がスワップ金利です。

 ・買い取引から入ると →スワップ金利の負担
 ・売り取引(空売り)から入ると →スワップ金利の受取り

現在取引が盛んな、FX(外国為替証拠金取引)の場合も、株式CFDと同じでスワップ金利が受け取れます。両者の違いは、投資の対象が株式・先物・債券と、主要通貨だというところです。

このように、日本より金利の高い海外の株式・通貨を空売りして、実際に株価や通貨が下落すると、その差益(キャピタルゲイン)と、 金利という確定した利益(インカムゲイン)の両方が受け取れるのです。

日本の預金金利は、海外よりもまだまだ低い状態ですから、今後の取引でもかなりのメリットが、あるといえます。

もちろん、証拠金を担保にしてその何倍も取引できるため、リスクを十分考えながらのことになります。

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